ニセ電話詐欺防止を啓発するチラシ入りのマスクを県防犯協会の松尾健三専務理事(右)に贈る県遊技業協同組合の新冨和紀理事長=佐賀市の同組合

 ニセ電話詐欺被害の防止を目指し、県遊技業協同組合(新冨和紀理事長)は21日、啓発チラシを添付したマスク5千枚を県防犯協会に贈った。マスクは防犯協会や県内10警察署が、講話やイベントなどで配布していく。

 同組合は、犯罪が発生しにくい社会づくりを実現し、住民らの安全安心の向上につなげる「防犯CSR活動」の一環としてマスクを寄贈。「サギのないサガに!」をキャッチフレーズに、物まねタレントのコロッケさんを起用して県警が作成したチラシを添えた。

 贈呈式は佐賀市の同組合で行われ、新冨理事長は「県内ではニセ電話詐欺がまだまだ多い。特に高齢者に向けて知らせ、被害が減ってほしい」と話した。防犯協会の松尾健三専務理事は「年金支給日の活動で高齢者に配布するなどして有効活用したい」と感謝した。

 県警生活安全企画課によると、昨年1年間(暫定値)に認知したニセ電話詐欺は29件(前年同期比21件減)で、被害額は約3844万円(約7643万円減)。このうち、65歳以上の高齢者が被害に遭ったのは17件と58・6%を占め、新型コロナウイルスに関連した詐欺被害の発生はなかった。(小部亮介)

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