撮影に臨む江口監督(中央)=唐津市鎮西町の波戸岬少年自然

映画「あめとひなた」のキャストたち。手前左から星野朱璃さんと中山ひなのさん。後方左から愛純百葉さんと七海りのんさん

撮影の合間に出演者と話す江口監督(中央)=唐津市鎮西町の波戸岬少年自然

 小城市の映像クリエーター江口寛武(ひろむ)さん(50)が、監督、脚本、編集を務める佐賀を舞台にした短編映画「あめとひなた」の製作が進んでいる。昨年末にはメイン撮影を唐津市で敢行し、無事クランクアップを迎えた。現在は編集作業中で、2月下旬の完成を目指す。

 作品は自主製作で、佐賀や福岡で映像、舞台、ダンスなどに取り組む子どもたちに活躍の場をつくろうと企画された。ダンス部に所属する中学2年生の挑戦、挫折、友情を交え、部の合宿を通して成長していく姿を描く青春ストーリー。上映時間は約30分。

 キャストは江口さんが代表で映像作品など幅広く製作を手掛ける「SAGA SHORT FILM」に所属する20人の候補者から選んだ。福岡市の中山ひなのさん(16)=玄海町出身=と同市の星野朱璃(あかり)さん(13)がW主演を務め、佐賀のご当地アイドル「佐賀乙女みゅースター」の愛純(あすみ)百葉さん(12)と七海りのんさん(13)もメインキャストを担う。

 昨年末は唐津市鎮西町の波戸岬少年自然の家で合宿シーンの撮影を行った。福岡のアイドル「マーブルエンジェル」のメンバーもライバル校のダンス部員役として参加。キャストたちは熱演を繰り広げた。中山さんと星野さんは「見る人が中学時代を懐かしみ、勇気も与える作品になれば」と話す。

 2月下旬、関係者向けに完成試写会を行う。江口さんは「ゆくゆくは佐賀や福岡で上映し、その後は全国の映画祭などに出品し、入賞を目指したい」と話す。(成富禎倫)

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