地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は多久市消防団南多久分団第2部兼ドローン隊の桃﨑勇希さん(26)です。 

ドローン操縦で活動に自信深める

多久市消防団南多久分団第2部兼ドローン隊 桃﨑勇希さん(26)

 

 県内はもとより全国的に見ても珍しい消防団によるドローンの取り組みに関わることができるのは光栄なことだと気を引き締めて日々活動しています。最初はトイドローンでの飛行操作を十分にこなし、実機でのドローン操作訓練では月1回のペースで江打邦彦さんの厳しい指導を仰ぎました。

 実践では一昨年8月の豪雨災害で初めて、ドローン隊として出動し、操縦者の補佐役に回りましたが、災害直後の空撮では、浸水など被害状況の確認に威力を発揮しました。昨年は大雨のあと2回ほど操縦を務め、大きな自信につながりました。

 中山間地が大半を占める多久市では、このようなドローンによる消防団の活動こそ、市民の生命と財産を守る上で、大きな意味を持つとひしひしと感じています。

ラッパを吹いて行進する消防団訓練大会

 消防団には2年前に職場の先輩から勧誘を受け入団しました。所属している南多久分団第2部は団員が6人と少ないものの、全員が顔見知りでアットホームな雰囲気で活動もしやすいです。ドローン隊のある多久市消防団はユニークな存在だと思います。地域貢献を考えている方は、ぜひ消防団での活動も視野に入れていただければと期待しています。

 

先輩からメッセージ

多久市消防団ドローン隊指導員 江打邦彦さん(62)

 

 ドローン隊は2年前、多久市消防団長の要請で、各分団から2人ずつで構成して発足しました。その中で桃﨑君は、熱心にトイドローンの操作に取り組み、10人いる隊員の中では習得が早く、頼りがいのある存在です。ただ、ドローンを取り巻く環境は、ここ最近、急速に進み操作のみならず法整備の理解も必要です。中山間地が多い多久市では、行方不明の捜索などドローンの役割は重要性を増します。桃﨑君には将来的に指導者として成長してほしいですね。

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