大学入試センターは20日、大学入学共通テスト第1日程の平均点の中間集計を発表した。得点調整の対象となる地理歴史B科目と公民3科目、理科専門4科目では、倫理と政治・経済、生物と化学で20点以上の差があり、得点調整の可能性がある。生物と地学も同様だが、地学の受験者が1万人に満たない見通しで対象外とみられる。最終的な得点調整の有無は22日、平均点の最終集計は2月18日に発表する予定。

 また、体調不良などで第1日程を欠席した1729人が、第2日程(30、31日)を追試験として受けることを認められた。共通1次試験と大学入試センター試験を通じ過去最多で、センターは、新型コロナウイルスの感染拡大で「例年になく体調不良者に追試験の申請を呼び掛けたことが一因だろう」としている。

 各科目の平均点は、100点満点の科目では、英語・リーディングが60・35、英語・リスニングが57・23。数学は、数学1・A59・20、数学2・B62・85だった。

 地理歴史は、世界史B65・79、日本史B66・06、地理B62・52。公民は、現代社会が54・34、倫理71・76、政治・経済51・32、倫理、政治・経済69・18。理科の専門4科目は、物理58・89、化学52・80、生物73・14、地学47・06だった。

 200点満点の国語は116・05。50点満点の理科基礎4科目は、物理基礎38・12、化学基礎25・60、生物基礎30・17、地学基礎34・71だった。

 再試験の対象となったのは計116人。悪天候のため第1日程初日の全教科・科目が中止となった稚内北星学園大で受験予定だった73人などが含まれる。

 追試験も兼ねる第2日程には、一斉休校で学習遅れが生じた現役生718人が出願している。

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