アリーナの新築工事現場を視察し、安全性を確認する満田和弘署長(中央)=佐賀市のSAGAサンライズパーク

 佐賀労働基準監督署の満田和弘署長ら3人が、2024年の国民スポーツ大会を見据えて整備が進められているSAGAサンライズパーク(佐賀市)を視察した。3人はアリーナの建設現場などを見て回り、安全性が適切に確保されているかを確認した。

 満田署長らは、アリーナの工事担当者から3D技術を活用した安全性の検証について説明を受けた後、現場をパトロールした。作業員が使う安全通路に手すりが付けられているかどうか、作業しない現場に立ち入り禁止の表示があるかどうかなどを確かめた。

 満田署長は「立ち入り禁止の掲示など危険箇所の“見える化”に取り組んでおり、今後も他の現場の手本となる取り組みに期待したい」と話した。

 同監督署によると、建設業の労働災害による死傷者数(2020年11月末現在)は、前年同期比34人増の166人で、前年ゼロだった死亡者数は3人になっている。全業種でみても転倒や墜落・転落による事故が増加傾向にあり、職場環境の改善を呼び掛けている。(中島佑子)

 

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