田んぼに水をくみ上げるため、生産者の原口義実さん(左)と一緒に二連水車をこぐ児童=佐賀市東与賀町

田んぼに水をくみ上げるため、生産者の原口義実さん(右)と一緒に二連水車をこぐ児童=佐賀市東与賀町

 米の収穫が終わった田んぼに水を張る「冬水田んぼ」の水くみ体験会が17日、佐賀市東与賀町の水田であった。東与賀小の児童8人や地元の米農家らが集まり、子どもたちは足踏み式水車で昔ながらの水くみを楽しんだ。

 「シギの恩返し米プロジェクト」協議会メンバーの指導の下、子どもたちは水車を足でこいで回し、水路から田んぼに水をくみ上げた。東与賀小6年の黒川昊紀(こうき)君は「高い所は苦手だけど楽しかった。こつもつかめた」と笑顔で話した。

 ラムサール条約登録湿地がある同町の水田では、地元農家や市などが連携して循環型農業によるブランド米作りに取り組んでいる。冬に裏作をせず水を張るとシギなどの野鳥の餌場になり、野鳥のふんが天然の肥料になるという。

 佐賀市東与賀支所の原口謙一郎さん(50)は「子どもたちに生き物で育む農業を学んで、地元の米をおいしく食べてほしい」と話した。(森田夏穂)

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