演習林にヒノキの苗を植える伊万里農林高森林工学科の3年生=伊万里市の腰岳

演習林での授業を終え記念撮影する伊万里農林高森林工学科の3年生=伊万里市の腰岳

 伊万里農林高森林工学科の3年生16人が18日、伊万里市の腰岳にある演習林で最後の実習に臨んだ。仲間と学んだ思い出深い山林に別れを告げ、感謝の思いを込めてヒノキの苗250本を植樹した。

 生徒は1年生の時から定期的に演習林に入り、下草刈りや枝打ち、伐採の実習に取り組んできた。同校は伊万里商業との統合で3月に閉校になり、この日は伊万里農林としても最後の実習になった。林業の授業は、伊万里実業森林環境科で続けられる。

 植樹後に離山式があり、田中泰平教諭(29)が「今日植えた苗は40年手を掛けて木材として使えるようになる。君たちもそれぞれの道で精進し、一人前になってほしい」と激励した。

 生徒を代表して武内優樹さんが「実習を通して自然の大切さ、尊さ、怖さを体験し、一人一人が成長できたと思う。就職や進学先でつらいことや大変なことがあっても、ここで培った忍耐力や協力する心を生かし、これからも頑張っていきたい」と決意を述べた。(青木宏文)

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