ハカの映像を流しながらニュージーランド文化について話す杉村佳彦さん。来場者は互いに距離を取り、トークショーを楽しんだ=佐賀市のモラージュ佐賀

マヌカハニーなどニュージーランドの商品を扱う物販コーナー=佐賀市のモラージュ佐賀

 東京五輪で県内での事前合宿を予定するニュージーランドの魅力を伝えるフェアが17日、佐賀市巨勢町のモラージュ佐賀で開かれた。家族連れなどの買い物客が食や文化に親しんだ。

 先住民族であるマオリ族の文化を紹介するトークショーでは、現地で日本語教師を務めた経験がある宮崎大講師の杉村佳彦さん(46)が「マオリ語には自然に関する言葉がいっぱいある」と紹介した。ラグビーの試合前に士気を鼓舞する儀式で有名なマオリ族の舞踊「ハカ」について「風や川、季節の移り変わりなどを手の動きで表現している」と話した。

 雑貨や食料品などの販売のほか、屋外には試食コーナーも設けた。鳥栖市の佐藤貴信さん(30)、千絵美さん(30)は「フェアがきっかけで佐賀がホストタウンだと知った」と話し、酪農が盛んなニュージーランドの「ホーキーポーキーアイス」を食べた娘の礼奈(あやな)ちゃん(2)は「おいしかった」と笑顔を見せた。

 フェアは県が主催し、県文化課の江島真衣(まゆこ)さん(38)は「まずはニュージーランドを知り、文化交流を楽しんでもらえれば」と話した。(森田夏穂)

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