古い時代から伝わる物語

 昔の人たちは、日本の始まりをどのように思(おも)い描(えが)いていたのでしょうか。この本では、「古事記」という書物の中の、神様の物語が描(えが)かれています。「ヤマタノオロチ」、「稲羽(いなば)の白うさぎ」、「海幸彦(さちひこ)と山幸彦」などのお話を聞いたり、読んだりしたことはありませんか。それらのお話は、「古事記」につづられている物語の一部なのです。
 「古事記」が書かれたのは今からおよそ1300年前。訳(やく)されたものでも難(むずか)しい内容(ないよう)ですが、この本では、物語がとても分かりやすい表現(ひょうげん)で語られていきます。暗く、もやもやとした世界が天と地に分かれるところから始まり、不思議な響(ひび)きの名前を持つ、個性(こせい)的な神様たちが次々に登場します。
 神話や伝説や歴史を、口伝えから文字として書き記すようになった時代に、当時の人たちが伝えようとした記録の数々。物語だからこそ出会える言葉、古い時代から伝わる物語に、ぜひ触(ふ)れてみてください。(司書ネットワーク課 つつみかおり)


【ほかにもこんな本をおすすめ!】
▽キッズペディア歴史館
 小学館
▽元号の歴史大事典
 相田 満/監修 くもん出版
▽明日の防災に活かす災害の歴史1 伊藤 和明/監修 小峰書店

 

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 紹介している県立図書館の本は、皆さんが住んでいる市や町の図書館からも借りることができます。本の世界に触れてみてください。問い合わせは県立図書館、電話0952(24)2900。

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