連携協力の覚書に調印した唐津ビジネスカレッジの今村彰則校長(右)と放送大学の滝澤登佐賀学習センター所長=唐津市松南町の唐津ビジネスカレッジ

 唐津市の専門学校「唐津ビジネスカレッジ」(今村彰則校長)と、放送大学(來生新=きすぎ・しん=学長、本部・千葉市)は15日、連携協力に関する覚書を交わした。専門学校生の希望者は両方に入学して学び、専門学校修了から最短2年で大学も卒業して学士を取得できる。

 唐津地区は大学がなく、近隣の福岡県や佐賀市などの大学に通う例がある。地元志向や経済的事情で進学が難しい学生が、連携協力による放送・オンラインの授業で、働きながら大学教育を受けられる。他の大学に比べて授業料負担が少ないという。

 大学卒業に必要な124単位のうち、専門学校の単位が最大60まで認められる。修了後、8年以内に残りを取得すれば卒業できる。新年度の学生からダブルスクールの希望を募る。

 調印した今村校長は新型コロナウイルス感染拡大に伴う社会の変革に触れ「オンライン授業が当たり前になっている。リスクのある都市圏に行くことなく、本校で学べる」と語った。來生学長の代理で出席した滝澤登・佐賀学習センター所長は「地域で求める人材を地域で育てることに大いに貢献する」と強調した。

 放送大学は全国52の専門学校と連携協力をしており、佐賀県内では初めて。(辻村圭介)

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