まき入れを手伝う孫らを見守る溝上藻風さん(中央奥)=伊万里市大坪町の今岳窯

 伊万里市大坪町の唐津焼窯元「今岳窯」は17~19日、初窯開きを行う。登り窯から取り出した新作や、さまざまな器が入ったお得な「福箱」を販売する。

 例年は1日だけの開催だが、新型コロナウイルス対策で来客の密を避けるため3日間にした。

 13日夕には登り窯に火が入り、窯主の溝上藻風(そうふう)さん(81)と長男の良博さん(55)、次男の雅人さん(52)が交代で1日半、まきをたき続けた。窯の中は1000~1300度に保たれ、食器や茶器など約300点が焼かれた。

 17日は午前10時ごろから窯出しを始め、作業の見学や体験ができる。「福箱」は6万円相当の器類を1万円で販売する。藻風さんは「昨年、足をけがして体は万全でないが、どうにかこぎ着けた。登り窯で焼いた作品の魅力を感じてほしい」と話す。問い合わせは今岳窯、電話0955(23)3583。(青木宏文)

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