放課後や夏休みに子どもたちが過ごす場になる「放課後児童クラブ」。唐津市放課後児童支援員会は、クラブでの思い出などを絵・絵日記・作文にするコンクールを開きました。最優秀賞の作品を紹介します。(横田千晶)

表彰状を受け取る金子財団賞最優秀賞の脇山嵩琉君=唐津市の高齢者ふれあい会館りふれ

 放課後児童クラブに登録している小学生や保護者、支援員686人から839点の応募がありました。

 金子財団賞最優秀賞に選ばれた脇山嵩琉君(鏡山第4クラブ3年)は、外遊びで見つけたカナヘビの姿を絵にしました。人を見つめるヘビの目線や体の模様など、生き物の特徴をよく捉えています。

 佐賀新聞賞最優秀賞の中村明日香さん(七山第2クラブ5年)は「こんな児童クラブがあったらな」と思いながら絵日記を書きました。マスターがコーヒーを入れてくれて、公園の鉢植えで遊べたり、近くに咲いたスズランからはハチミツが取れたりします。そんな空想の世界を膨らませました。

 スタジオクラ賞最優秀賞を受賞した兒嶌柚希さん(田野クラブ5年)は山と海に囲まれた児童館近くで夕日が沈む風景を絵にしました。夕日があたった海のグラデーションが工夫されています。夕やみの静かな風景が伝わってきます。

 支援員会賞最優秀賞に輝いた古田穂さん(外町第2クラブ2年)は「じどうクラブでなかなくなったよ」の題名で作文を書きました。「いっぱい泣いていた」1年生の時と比べて我慢ができるようになり、心が強くなったことのうれしさを文章にしています。

 

優秀賞受賞者

【金子財団賞】
 優秀賞 相葉琴音(東唐津クラブ1年)定松美佳沙(竹木場クラブ1年)
【佐賀新聞賞】
 優秀賞 長松陽葵(外町第2クラブ2年)山下輝(西唐津第2クラブ1年)
【スタジオクラ賞】
 優秀賞 進藤敦(平原クラブ3年)三塩悟生(北波多第3クラブ3年)
【支援員会賞】
 優秀賞 奥啓弥(西唐津第3クラブ4年)橋本彩羽(玉島クラブ5年)

 


鏡山第4クラブ3年 脇山嵩琉(たける)君

 
 

 生き物が好きでよく外遊びの時に探してる。カナヘビはフェンスから急に出てきて、たまにしか見らんけんびっくりした。後で籠に入れて児童クラブのみんなで育てた。ヘビの様子を思い出しながら描いて、体の模様がよく書けたかな。クラブでは木登りと虫取りをするのが楽しい。

七山第2クラブ5年 中村明日香さん

 
 

 花が好きだから自然がたくさんあるクラブだと良いなと思った。睡蓮の花びらの形に気を付けながら描いて、色鉛筆できれいな赤とピンクの色をつけた。クラブでは一人でスイーツや人、風景の絵を描いて過ごすのが好き。受賞して前より絵がどんどん上達したのかなと思ってうれしかった。

田野クラブ5年 兒嶌(こじま)柚希さん

 
 

 田野は海と山に囲まれている地域。児童館の窓からは夕日と防波堤が見えて、下校する時にこんな風景が見える。日が沈むうちに、奥の海が暗くなっていくグラデーションをマーカーで頑張って表現した。クラブは友だちがみんな面白くて、一緒にトランプしたりアニメの絵を描いたりするのが楽しい。

外町第2クラブ2年 古田穂さん

 
 

 1年生の時は友だちが少なくて、クラブの時はよく泣いてた。でもだんだん仲良くなってきてクラブの時間も楽しくなった。みんなで外遊びするのが楽しいかな。読書が好きで無人島で生き延びていくサバイバル系の話が面白い。賞をもらって書いて良かったなあと思った。

このエントリーをはてなブックマークに追加