福岡が緊急事態宣言の対象地域に加わって一夜明け、通勤や通学の乗客で混み合うJR基山駅=14日午前7時35分ごろ、三養基郡基山町

 政府による緊急事態宣言の対象地域に福岡県も加わり一夜明けた14日朝、県境に近い三養基郡基山町のJR基山駅は、普段通り通勤や通学の乗客で混み合った。これから再び在宅勤務やオンライン授業に切り替わる見通しについては、昨年の宣言の経験から冷静に受け止める声が目立った。

 福岡市内の会社に通勤する50代男性は「宣言を出すからには(1都3県と)一緒にやってほしかった。政府には昨年4月の宣言時ほどの警戒感がない」と苦言を呈した。混み具合についても「宣言が出たばかりだからか普段通り」と印象を述べた。

 別の男性(57)=基山町=も「最近の混み具合と変わらないように見える」とした上で「うちは来週からテレワークを導入する。昨年の経験があるから移行もスムーズにいくだろう」と淡々と話した。

 前回と異なり、一斉休校の要請はない学校。福岡市内に通学する高校3年の女子は、自身は専門学校への進学が決まっているが「入試を控えていたら、オンラインよりも学校で授業を受ける方が安心できると思う」と推し量っていた。(志垣直哉)

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