大学受験の成功を祈願した久留米ゼミナール佐賀校の受験生たち=佐賀市の佐嘉神社

 大学入試センター試験の後継になる初めての大学入学共通テストが16、17の両日、全国で実施される。佐賀県内は佐賀大(佐賀市)の本庄、鍋島両キャンパスの2会場で行われ、新型コロナウイルスの影響で設けられた「第2日程」を含む全体の志願者数は、センター試験だった前年と比べて4・9%(178人)減の3486人となっている。

 共通テストは、センター試験と同じマークシート方式だが、思考力や判断力などを一層問う内容になるとみられる。英語は筆記200点、リスニング50点の計250点だった配点が、リーディング100点、リスニング100点の計200点に変わる。全国の志願者数は前年比4・0%(2万2454人)減の53万5245人。

 14日は佐賀市の久留米ゼミナール佐賀校の受験生約20人が、市内の佐嘉神社で祈願した。「感染予防で人が集まる商業施設に行くのも自粛してきた。問題をしっかり読んでミスをなくしたい」「家族ともなるべく距離を取って会話するなど注意をしている。共通テストは初めてだけど、多様な問題を解いて準備してきた」などの声が上がった。

 県内の志願者数は本庄キャンパスが2901人、鍋島キャンパスは582人。本庄キャンパス周辺は試験期間中、受験生の送迎で交通混雑が予想され、特に正門がある北側は渋滞が見込まれる。東側の通称佐大通りは送迎での停車だけは可能で、駐車をしないよう呼び掛けている。構内は許可された車以外の車両は進入禁止になる。臨時駐車場は利用できる。

 試験は16日が地理歴史・公民、国語、外国語で、17日は理科と数学になる。第2日程は一斉休校で学習に遅れのある現役生向けに30、31日に設定されていて、体調不良などで第1日程を欠席した受験生の追試験の対象にもなる。県内の会場は佐賀市の西九州大佐賀キャンパスで、3人が志願している。(山本礼史)

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