唐津市長選を前にした立候補予定者の公開討論会で、政策をそれぞれ主張した現職の峰達郎氏(右)と新人の宮崎千鶴氏=唐津市大手口センタービル

 任期満了に伴い24日に告示される唐津市長選(31日投開票)を前に、立候補予定者2人の公開討論会が14日、唐津市の大手口センタービルで開かれた。現職の峰達郎氏(60)=山本、1期=と、新人で元市議の宮崎千鶴氏(66)=神田=がエネルギー問題や市の将来像などをテーマに意見を述べ合った。新型コロナウイルスの感染予防で無観客で実施し、動画サイトや地元の有線テレビで19日から放映される。

 唐津青年会議所が主催した。市民ら1385人から寄せられたアンケート結果から関心の高いテーマを選び、くじで順番を決めて2人がそれぞれ発言した。

 エネルギー問題に関し宮崎氏は「馬渡島沖に計画されている洋上風力発電は市民全体に問うべき。原発について唐津市は実質的に立地自治体で、安全協定に加われないのはおかしい。言いたいことを言える立場にならなければ」と訴えた。

 峰氏は「原子力依存を控えつつ、再生エネルギーを動かしていかなくてはならない。洋上風力は環境と経済を支える上で魅力的だ。まずは漁業関係者、いずれは市民に方向性を示していく」との考えを示した。

 市の将来像を巡っては、宮崎氏は「市の発展には経済力、住みやすさの二つが必要。自然景観と歴史を生かし、観光に特化した街づくりをしていく。女性の視点から福祉、教育、サービス行政をゼロベースから見直す」と述べた。

 峰氏は「若者の6割が市外に流出している。誇れる古里にするため、残されたものが汗をかかないといけない。行財政改革と公共施設の再編は、唐津の未来を語る上で必須で、注力したい」と主張した。

 新型コロナ対策や中心市街地活性化を巡っても持論を展開した。討論会の様子は「ぴーぷる放送」(19、21、23日放送)や唐津青年会議所のユーチューブチャンネル(19~23日)で視聴できる。(成富禎倫)

 (討論会は20日付の佐賀新聞で詳報します)

このエントリーをはてなブックマークに追加