定期演奏会に向け、野口健士楽長(左)の指揮に合わせて練習する隊員たち=佐賀市高木瀬町の県警音楽隊隊舎

定期演奏会に向け、野口健士楽長(右)の指揮に合わせて練習する隊員たち=佐賀市高木瀬町の県警音楽隊隊舎

定期演奏会に向け、野口健士楽長(左)の指揮に合わせて練習する隊員たち=佐賀市高木瀬町の県警音楽隊隊舎

 県警察音楽隊の定期演奏会「県民と警察のつどい」が31日、佐賀市文化会館で開かれる。新型コロナウイルス感染の収束が見通せない中、客席の削減や検温、手指消毒など対策を講じる予定で、県警は「明るく、上を向いてもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 1948年に九州で初めて前身となる「警楽隊」が発足し、55年に「県警音楽隊」に名称を変更。隊員不足などで67年に一度解散したが、79年8月に再発足した。つどいは、県民の警察行政に対する支援に感謝を込めて81年にスタートし、今回で38回目となる。

 現在、野口健士楽長ら25人が刑事課や交通課など業務をこなしながら活動している。昨年はコロナ禍で3、4月に活動が停止となり、5月ごろから週1回の訓練を再開。9月以降に出張演奏を行っているが、例年の半数以下の件数という。

 感染状況次第では「県民と警察のつどい」開催も不透明だが、野口楽長は「つどいの趣旨は県民への恩返し。是非やりたい」と、隊員とともに練習に励む。

 演奏会は31日午後2時開演。3部構成でクラシック風やポップ風の曲調に加え、ステージ上で隊員が動きながら演奏する「ステージドリル」も披露する。客席はステージからの距離と隣同士の間隔を空け、800席程度を予定している。入場の際に検温などを行い、例年設置されている県民と警察が触れ合うブースは、パトカーと白バイの展示に限定する。問い合わせは県警広報県民課、電話0952(24)1111。

(小部亮介)

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