急行2号さんの作品

急行2号さんの作品

 佐賀県鳥栖市の女性イラストレーター急行2号さん(28)が、JR佐賀駅近くのカフェ「ロールプレイングコーヒー」で県内初の個展を開いている。透明感あふれるデジタル画22点で、柔らかな空間を作り出す。

 作品はタブレット端末と専用ペンで描き、キャンバスにプリントした。光と影を効果的に取り入れた作風で、丁寧に描き込まれた髪の流れが穏やかな風を感じさせる。

 急行2号さんが「描くうちに自然と『笑わなくてもかわいい女の子』がテーマになった」と話すように、どこかメランコリックな表情を見せる人物画が並ぶ。

 中学時代、叔父で画家の大江良二さん(佐賀市)からデッサンを学んだ。2017年からイベントへの出展やグループ展への参加を始め、「ツイッター」のフォロワーは約4万4000人にのぼる。

 昨年秋、ロート製薬が主催したイラスト公募展「#雪国環奈イラコンキャンペーン」で一席にあたる橋本環奈賞に輝き、受賞作が地方紙の1面広告に使用された。

 急行2号さんはペンネームの由来について「特急ほど速くもなく、鈍行ほど遅くもなく主要駅に止まる急行のように、要所を押さえた活動をしたい」と説明。その上で「これまで福岡での展示が多かったが、今後は佐賀の作家さんとも出会いたい」と意欲を見せていた。(花木芙美)

 ▼佐賀市駅前中央のロールプレイングコーヒーで24日まで。午前10時から午後7時まで、水曜定休。

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