佐賀県内でも新型コロナウイルスの感染が拡大する中、16日からの佐賀大(佐賀市)での大学入学共通テストは、感染対策を強化して実施される。各科目の試験開始前に発熱やせきの有無を確認し、受験生が多い本庄キャンパスには「健康相談受付」を設置する。体調不良などで欠席した受験生は30、31の両日に行われる「第2日程」で追試験を受けることができる。

 共通テストは、大学入試センター試験の後継として今回から始まる。2日間の日程で、各会場の志願者数は本庄キャンパスが2901人、鍋島キャンパスは582人。感染防止対策で、受験生にマスクの常時着用や入退室時の手指消毒を求める。1科目終了ごとに換気するため、上着の持参を推奨し、昼食は試験室の自席でとるよう要請する。

 発熱などの症状を申し出た受験生は、医師が所定のチェックリストに基づいて確認し、症状に応じて別室受験や追試験を案内する。2カ所設ける健康相談受付でも申し出に応じる。試験室の座席間は1メートル程度を確保し、監督者はマスクを着けたまま発言をする。第2日程は佐賀市の西九州大佐賀キャンパスで実施される。

 感染対策や別室受験の対応などのため、運営スタッフや監督者らを増員している。試験実施中に体調不良を申し出た受験生も、受験を済ませていない教科・科目を対象に追試験の申請ができる。佐賀大入試課は「体調を万全に整えてほしい。今回は追試験が柔軟な対応になっているので、少しでも不安があればそれも視野に入れて考えてもらえれば」と話す。(山本礼史)

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