佐賀市議会(川原田裕明議長)は九州新幹線長崎ルートをテーマにした研究会を2月にも発足させる。自民党系3会派をはじめ、超党派で構成する見通し。フル規格化の推進など特定の方向性を前提にせず、議論の経緯や財政負担などの課題を幅広く学ぶ「勉強会」と位置付ける。

 2022年度秋ごろの暫定開業に伴う調査、研究を実施し、県都・佐賀市の繁栄に貢献することを目的に掲げる。JR九州や佐賀県の担当部署から現状を聞くほか、議会報告会での議題にも加え、市民の意見を聞くことも想定している。

 長崎ルート新鳥栖-武雄温泉を巡っては、整備方式の見直しで国土交通省と佐賀県の協議などが続いている。市議会には、県議会や県内他市町の議会関係者らから「県都・佐賀市の議会も考え、動いてほしい」との声が寄せられていた。

 メンバーや規約などの詳細は、1月下旬に予定されている市議会代表者会議で詰める。川原田議長は「県都の未来をフラットに語り合う場にしたいので、できるだけ多くの議員が参画し、幅広い意見を出し合う研究会にしたい」と話す。(川﨑久美子)

このエントリーをはてなブックマークに追加