ヘッドホンや耳せんを付けて聴覚障害の疑似体験をする佐賀市議ら=市議会会議室

 手話の普及を目指す条例案の検討を進めている佐賀市議会の文教福祉委員会(池田正弘委員長)が13日、県聴覚障害者サポートセンターから意見を聞き取った。条例案に反映する内容を精査して3月に市執行部へ要望する。

 同様の県の条例はあるが、センターは市独自につくるように要望している。伊東康博センター長は「市町は住民と直結し、啓発や普及の力がある」と実効性のある条例の制定を求めた。中村稔参事は「幼少期から遊びや校内活動で自然と手話を学べる環境をつくってほしい」と手話で訴えた。

 議員らは耳せんやヘッドホンを付けて聴覚障害を疑似体験し「高い音が聞きづらい」などと感想を述べた。池田委員長は「いかに日常生活で大変な思いをされているかが分かった。意見をしっかり反映させたい」と述べた。(大田浩司)

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