型抜きごはん(丑)の目の部分に使う細かいパーツを作る職員=佐賀市金立町のみどり園

今回提供された正月の行事食(上から時計回りにごまめ、栗きんとん、エビフライ、肉だんご、型抜きごはん(丑)、門松ちくわ、黒豆、卵焼き、煮物)=佐賀市金立町のみどり園

ひな祭りをイメージした行事食(提供写真)

昨年の「こどもの日」の行事食=佐賀市金立町のみどり園

 乳児院「みどり園」(佐賀市金立町)では、家族と離れて暮らす子どもたちに季節ごとの行事とそれを楽しむ機会を与えたいと、行事食が提供されている。節分や端午の節句、クリスマスなど年に6回準備し、6日には今年の干支(えと)である「丑(うし)」をモチーフにしたお節料理が施設の食卓に並んだ。

 厨房(ちゅうぼう)主任を務める瀧澤敬子さん(47)が中心となって、8年前から行事食に取り組み始めた。「子どもたちのことを考えると、毎回凝ったメニューを提案してしまう」と瀧澤さん。今回も、ちくわを細工して門松に見立てた一品などを盛り込んだ。

 「厨房のメンバーが一緒に頑張ってくれて、助かっている」といい、6日も朝7時から4時間ほどかけて準備。子どもたちが食べやすいようにと、スイートポテト風の栗きんとんなども提供した。子どもたちは「これ何?」と興味を持ちながら食べていたという。

 施設では家庭と変わらないような食卓の雰囲気を、との思いから、お弁当給食や似顔絵付きの誕生日ケーキなども用意している。瀧澤さんは「これからも続けていきたい」と話した。(中島野愛)

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