人命救助の感謝状を受けた(手前左から)日吉洋一さん、香田徹さん、古賀三知雄さん、鈴木文理さん=多久消防署

 佐賀県の多久消防署は12日、サッカーの試合後に心肺停止状態になったチームメートの男性を救ったとして、元中学校教師の日吉洋一さん(67)=小城市=ら4人に感謝状を贈り、迅速な判断と適切な行動をたたえた。

 表彰されたのは、日吉さんのほか、男性と同じチームで病院事務長の香田徹さん(65)=佐賀市、産業機械販売業の古賀三知雄(みちお)さん(64)=同=と、対戦相手だった運送会社社員の鈴木文理(ふみただ)さん(53)=同。

 昨年12月6日に多久市であった50歳以上のサッカー大会の試合後、男性がうつぶせで倒れているのを見つけた日吉さんが119番した。救急隊が到着するまでの約10分間、4人で協力して心臓マッサージをしたり、近くの体育館にあった自動体外式除細動器(AED)で電気ショックを与えたりして救命措置を続けた。

 男性は、救急隊が到着した時には会話ができる程度まで回復していたという。日吉さんは「過去にAEDの講習を受けていたけれど、突然のことで気が動転した。仲間がいてくれて本当に心強かった」と話した。(谷口大輔)

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