鹿島藤津地区医師会(鹿島市高津原)の倉庫に侵入し放火したとして、建造物侵入と非現住建造物等放火の罪に問われた、同医師会前事務局長の被告(58)=同市古枝甲=に、佐賀地裁は12日、懲役3年(求刑懲役3年)、執行猶予4年の判決を言い渡した。

 今泉裕登裁判長は判決理由で「動機は自らの不正行為の証拠を隠滅するためで、身勝手で短絡的」と指摘。木造の倉庫に灯油をまいて火をつけた犯行は危険と強調した。その上で、被害弁償が終わっていることや、不正行為に関する損害賠償も一部で行っており、残りも返済の準備をしていることを考慮した。

 判決などによると、昨年10月6日午前1時45分ごろから午前2時5分ごろまでの間、倉庫の無施錠の窓から侵入。発泡スチロール箱に灯油を入れて火をつけ、壁などを焼いた。

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