九州電力送配電は12日、電力の需給状況が悪化しているとして、利用者に対して照明や電気機器の使用を控えるなど節電の協力を呼び掛けた。天候不順や全国的な寒波、コロナ禍の在宅勤務による暖房利用増などが背景にあるという。節電期間は15日までを目安としている。

 10日に続く呼び掛け。冬場の節電依頼は、2015年10月末以来で、当時は全国で九電川内原発1、2号機(鹿児島県)だけが再稼働していた。九電送配電によると、九州内の発電量に対する使用量は、12日の午後6~7時に96%とピークを迎え、「厳しい需給状況」となっている。

 ここ数日は天候不順で太陽光発電の発電量が減ったため、火力発電などをフル稼働させてきた。燃料の一つである液化天然ガス(LNG)は世界的な需要の高まりで、国内の在庫が少なくなり、リスクが増しているという。同社は「電気の効率的な使用にご協力いただくよう、重ねてお願いしたい」としている。(大橋諒)

 

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