窯元が新作を並べた新春新作展示会=西松浦郡有田町の焱の博記念堂

 佐賀県陶磁器工業協同組合(原田元理事長)と肥前陶磁器商工協同組合(百田憲由理事長)の新春新作展示会が7、8日、西松浦郡有田町の焱(ほのお)の博記念堂をメイン会場に開かれた。窯元が春夏商戦や新型コロナウイルス対策の商品を商社にPRした。

 有田町と伊万里、武雄、嬉野市などの57窯元が、メイン会場と18の自社展示場で出展。両組合の商社など178社向けに開発した新作を売り込んだ。

 原田理事長は「コロナ禍で宴会用の大きな器の需要が減る中、小ぶりの器が目立った」とし、「各窯元が進めるホームページ作成などを通じて、自社の得意分野が明確化されたようだ。どこが数字に結びつく市場か意識した傾向がみられる」と出展内容を分析した。

 百田理事長は「ことし一年は、コロナの影響で予測できないことがあると認識しなければならない。まずは情報を集め、コロナ禍で様変わりする新しい時代に合うものづくりと流通方法を見極めながら、新しい道を探る元年にしたい」と抱負を述べた。(古賀真理子)

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