囃子を披露する唐津曳山囃子保存会のメンバー=唐津市西城内の唐津曳山展示場

 唐津くんちの年頭行事「新春囃子初(はやしぞ)め式」が11日、唐津市西城内の曳山(ひきやま)展示場で行われた。関係者が見守る中、唐津曳山(やま)囃子保存会の19人が、くんち本番同様に笛、太鼓、鐘の音を威勢よく響かせた。参加者は新型コロナウイルスの収束をはじめ、今年のくんちの無事開催などを願った。

 唐津神社で行われた神事に、唐津曳山取締会の山内啓慈総取締(72)らが出席、神妙な表情で神事に臨んだ。神事が終わると参列者は曳山展示場へ移動した。今年は新型コロナの感染拡大防止のため、囃子奉納の時だけ一般の入場者は入れず、関係者のみが入場した。

 同取締会囃子委員長の中山忠幸さん(63)は「コロナ感染拡大を振り払うためにも囃子を奉納したい。今年は曳山巡行ができるようにしたい」とあいさつ。14台の曳山に囲まれ、保存会の福島秀一会長らメンバーたちは道囃子、競り囃子、立山囃子を順に披露。熱のこもった演奏に大きな拍手がわき起こった。(成富禎倫)

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