大隈重信侯の墓の前で手を合わせる参列者=佐賀市赤松町の龍泰寺

 早稲田大学の創設者で、総理大臣を2度務めた大隈重信侯(1838~1922年)の100回忌法要が10日、佐賀市赤松町の龍泰寺で開かれた。参列した関係者約50人は節目の法要で大隈侯の遺徳をしのび、功績を後世につなぐ気持ちを新たにした。

 参列者は本堂で読経、焼香を上げた。佐賀市の白井誠副市長が「大隈侯の人生は素晴らしいものだった。大きな志を未来の子どもたちに伝えていきたい」とあいさつ。山口祥義知事は「多方面に多くの功績を残された。そのムーブメントを残したい」と話した。

 早稲田大学出身の薩摩琵琶奏者、北原香菜子さんの演奏もあり、100回忌供養曲として作った「琵琶経」を披露。法要後、参列者は墓前で手を合わせ、大隈侯の功績に思いをはせた。

 参列した大隈重信記念館(佐賀市)の江口直明館長(73)は「大隈侯が日本や世界にどのような影響を与えたのか知ってほしい」と話した。

 法要は大隈重信記念館保存会(理事長・秀島敏行佐賀市長)が主催した。(中島佑子)

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