地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は江北町消防団第2分団第4部の相原雄太さん(34)です。

災害時、とても心強い存在

江北町消防団第2分団第4部 相原雄太さん(34)

 

 就農のため会社勤めをやめたのをきっかけに、「地元に住み仕事をしているので、地元に貢献しなくては」と2年前に入団しました。

 火災での出動経験はありませんが、2年前の佐賀豪雨では、入団4カ月で武雄市に設けられた災害ごみ収集場の応援に行きました。集まったごみを運ぶ作業で、量がすごく多く、収集場のグラウンドいっぱいになりました。住民の方たちが、びしょ濡れの大きな家具などを運ぶ団員に感謝している姿を見て、「災害時、消防団はとても心強い存在なんだ」と感じました。

新人団員などが参加した初任科訓練=2019年4月、江北町B&G海洋センター全天候スポーツ広場

 私たちの地区は山の麓で土石流の危険箇所があるので、消防団員として地区の防災会議に参加して、防災マップづくりに協力しています。地区内の危険箇所や過去の発生状況などを調べながら、住民の避難ルートをつくるのですが、大雨に備え消防団員として知っておかなければならない情報を得られるし、住民の安全を守るためなのでやりがいがあります。

 新型コロナウイルスの影響で訓練が中止になり、初期消火の訓練ができずにいます。火災に備え、ポンプなどの機器の操作、ホース連結や放水の仕方などの動きをマスターして、住民の生命と財産を守ることができる消防団員に早くならなければと思います。

 

先輩からメッセージ

江北町消防団第2分団第4部部長 田中和成さん(47)

 

 地区内の消火栓点検や行事に積極的に参加してくれます。佐賀豪雨での出動は入団からすぐでしたが、朝から夕方までしっかり頑張っていて、新人ながら頼もしく感じました。大変だったでしょうが、貴重な経験になったと思います。消防団活動ではつらいことや苦しいことがありますが、楽しいこと、いいこともたくさんあります。これからも積極的に活動を続けて経験を積んでもらいたいですね。

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