地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は有田町消防団第4分団第3部の森俊弘さん(21)です。

子どものころから憧れていた

有田町消防団第4分団第3部 森俊弘さん(21)

 

 父が消防団員だったので、火災で出動したり、地域の祭りなどの行事できびきびと活動する姿を見て、「消防団はかっこいい」と子どものころから憧れていました。父と仲間だった団員の方たちとも顔見知りになり、消防団はずっと身近な存在で、「いつかは消防団に」との思いがありました。

 昨年春に入団しました。知り合いの先輩たちが多く、明るくてまとまりのよい、とてもいい雰囲気の団です。でも、いざ出動の時は、いつもは笑顔の先輩たちの表情が一変し、メリハリがあって頼もしいですね。

文化財防火デーで伊万里・有田消防組合有田消防署と合同で消火訓練をする有田町消防団=2020年1月、有田町の佐賀県立九州陶磁文化館

 まだ火災での出動はありませんが、昨年夏の大雨や台風接近の時は、土のう積みや住民の人たちに避難を呼びかけたりしました。川の水位が増え濁流になったり、浸水している所もあって、自然の驚異を感じました。

 入団1年目なので覚えることはたくさんありますが、新型コロナウイルスの影響で、小隊の動きなどを学ぶ新人研修が延期になったり、ポンプ操法などの訓練が中止になって残念です。いつ火災が起きて自分が出動することになるかわかりません。ホースの扱い方など消火のための操作を早く覚えて、地域のために役立つ一人前の消防団にならなければと思っています。

 

先輩からメッセージ

有田町消防団第4分団第3部部長 池田真也さん(45)

 

 森君はポンプ操法大会の訓練を見に来たりする子どもだったので、団員にかわいがられていました。やがてソフトボール大会などの地域活動にも顔を出し、「何か手伝うことはありませんか」と言ってくれる好青年になりました。20歳になった時に、まだ入団は早いかとも思いましたが、期待の若者だったので勧誘しました。これからは地域住民を守る立場、頼りになる消防団員になって活躍してほしいですね。

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