佐賀県は9日、新たに10~80代の男女13人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前日までに県内のデイサービス施設で利用者計7人の感染が確認され、クラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。福祉施設での発生は2例目。

 県は8日に感染が分かった24人の概要を説明した。7日までに利用者の女性3人の感染が判明しているデイサービス関連では、追加のウイルス検査で鳥栖市と三養基郡基山町の80~90代男性4人の感染が分かった。「不特定多数の人が利用する施設ではなく、関係者は全て把握している」としている。

 また、鳥栖市の10歳未満~70代の男女6人は、同居の家族だった。7日までに神埼市の家族ら9人の感染が確認されているケースでは、新たに親戚に当たる佐賀市の30代女性と50代女性の感染が分かった。

 佐賀広域消防局は、職員の小城市の50代男性の感染が8日に分かったと発表した。事務職で災害出動はしておらず、同僚1人が検査を受ける。

 県は感染状況の警戒度についてステージ2(漸増(ぜんぞう))との認識を示している。項目別では、県が確保した専用病床281床に対する使用率は9日時点で20・9%となり、ステージ3(急増)の指標である「最大確保病床の20%以上」を上回った。(円田浩二)

 県内で9日に感染が確認された人の内訳は次の通り。

 【唐津市】10代男性、70代男性、70代女性【鳥栖市】20代男性、20代女性、50代女性、60代男性、60代女性【小城市】20代女性【嬉野市】80代女性【基山町】50代男性2人【福岡市】10代女性

このエントリーをはてなブックマークに追加