「緊急事態宣言を中途半端に終わらせてはいけない」と述べる山口祥義知事=県庁

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の解除に関する政府方針を巡り、佐賀県の山口祥義知事は9日、「宣言を中途半端に終わらせてはいけず、もっと厳しく考えるべき。種火が残っている状態で解除し、地方で感染が再拡大することを強く懸念している」と述べた。

 オンラインで開かれた全国知事会の新型コロナウイルス対策本部会合で言及した。政府の基本的対処方針では対象地域の感染状況を少なくとも「ステージ3」(感染急増)相当に落ち着かせることが目安で、東京都だと1日当たりの新規感染者数を約300~500人に減らす必要がある。

 解除の条件について、山口知事は記者団に「感染者数は少なくとも二桁台」と述べ、感染が落ち着いた後は保健所の調査やウイルス検査で封じ込めを図るよう求めた。

 県内の感染確認が8日に過去最多となる24人を記録したことに関しては「(3連休最後の)11日までが正念場。佐賀県はステージ2だが、3になることも1に戻ることもあり得る」と述べ、成人式後の飲食などでの感染に警戒感を示した。

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