暴力追放の活動に尽力し、表彰を受けた奥田律雄弁護士=佐賀県警本部

杉内由美子県警本部長から表彰状を受け取る奥田律雄弁護士(右)=佐賀県警本部

 長年にわたって暴力追放活動に尽力し、暴力団に関係する犯罪などの防止に多大な功労があったとして、佐賀県弁護士会に所属する奥田律雄弁護士(49)=佐賀市中の小路=に、警察庁と全国暴力追放運動推進センターから「暴力追放栄誉銅章」が贈られた。「たくさんの先輩がいる中で恐縮だが、光栄なこと」と喜ぶ。

 奥田弁護士は愛媛県出身。早稲田大政治経済学部を卒業し、2002年に佐賀県弁護士会に登録した。先輩弁護士の勧めもあり、暴力団から住民の権利を保護し、警察と連携して活動の抑止を図る県弁護士会の民事介入暴力対策特別委員会で約20年間、委員を務めている。

 最も記憶に残る活動は、07年に「指定暴力団道仁会」の本部事務所がみやき町に進出した問題に携わったこと。住民決起集会や反対パレードに参加し「住民が集まった熱気が問題を解決させた」と振り返る。

 本年度銅章を受章したのは全国39人で、佐賀県では2年ぶりに受章した。奥田弁護士は「弁護士会の中で年次は上の方になる。後輩と共に、いざというときに臨めるように経験を伝えていかなければ」と話し、排除に向けては「プレッシャーをかけ続けていくことが大事」と気を引き締める。(小部亮介)

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