佐賀県唐津市の体験型施設「ふれあい自然塾ひぜん」の施設使用料の不正利用で、元塾長の給与2カ月分の返還の措置を、峰達郎唐津市長に求める住民監査請求の意見陳述が8日、市役所で行われた。

 施設の元塾長は2017年度からの3年間、施設使用料約112万円を施設職員との飲食や旅行代に使っていた。全額返金したことから、市は刑事告訴していない。

 住民監査請求は昨年12月に行われた。元塾長は20年2月から2カ月間「出勤停止」の処分を受けたが、この間に市から給与が支払われており、給与が返還料の原資となった可能性があり「市に損害を与えた」としている。

 意見陳述で、請求した市民の畦間優さん(80)は「民間企業ではあり得ないことで処分のうちに入らない」と指摘した。2月12日までに監査委員が請求を認めるか、棄却するかを判断する。(横田千晶)

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