県内の民有林の整備方針について話し合った県森林審議会=県庁

 佐賀県森林審議会(会長・吉田茂二郎九州大学大学院教授、14人)が開かれ、県内の民有林の整備方針について話し合った。県が開発した成長の早い杉の販売が始まるため、杉の標準的な栽培本数の下限を1ヘクタールあたり2千本から1500本に変更することにした。

 木材価格の長期低迷や担い手の高齢化などで県内の森林も荒廃する懸念がある。県は、県内を2地区に分けて整備計画を定めており、今回は、新年度からスタートする「東部地域森林計画」を主に話し合った。

 計画では、県内の森林の目指す姿として「多面的機能の発揮」を掲げ、県民協働で環境保全や水源かんようなどの多様なニーズに応えるとしている。

 人工造林での標準的な植栽本数については、一般的な杉より早く成長する「次世代スギ精英樹」の苗木が早ければ新年度に販売されるため、少なく植えても今までと同じ量の木材が得られるとして本数を変更。今まで1ヘクタール当たり2千~3千本だったのを1500本~3千本とすることにした。

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