全国3位相当の「21世紀構想研究会特別賞」を受賞した佐賀市富士学校給食センターの献立

表彰状などを手に、佐賀市富士学校給食センターの栄養教諭の百武裕美さん(左)と調理員の江里口陽子さん

調理担当者全員が毎日、記している「給食調理の記録ノート」。安全で安心、おいしい給食の提供に、スタッフ全員で取り組んでいる(提供写真)

 地元の食材を生かした献立のおいしさや栄養価を競う「第15回全国学校給食甲子園」で、佐賀市富士学校給食センターが、全国1412件の応募の中から3位相当となる特別賞を受賞した。出場した栄養教諭の百武裕美さん(58)と調理員の江里口陽子さん(52)は「富士町が育む野菜と、これまでセンターを支えてきた人たちの積み重ねが受賞につながった」と喜ぶ。

 センターは市内7小中学校、388食の提供をしている。大会に提出した献立はこれまで出してきた料理をベースに組み立てた。富士町のパセリをアクセントにした「富士町産なすとトマトのみそグラタン」、「富士町産ほうれん草の佐賀のり和え」、地元の中学生が育てたシイタケや地場野菜で作る「白玉団子汁」、「富士町苣木(ちやのき)茶のふりかけ」、麦米飯と牛乳。地元の新鮮な野菜をたっぷり使い、656キロカロリー。

 県産、富士町産の食材をふんだんに使ったことや、多様な味わいを感じる工夫があること、地元の茶を使用したユニークなふりかけなどが高く評価された。

 大会はNPO法人21世紀構想研究会の主催で、同センターは4次までの審査を勝ち抜き、全国12代表で競う決勝大会に進出した。会場で調理し味の審査を行う例年と異なり、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、書類審査とオンラインによる「食育授業コンテスト」の審査があった。

 22日に受賞したメニューを提供する予定。百武さんは「(受賞が)地元食材の良さや給食に関わる私たちの思いを知っていただく機会になるとうれしい。これからも安全でおいしい給食を届けていきたい」と話す。(川﨑久美子)

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