武雄温泉の楼門をモチーフにしたベンチ

武雄温泉の楼門をモチーフにしたベンチ

ベンチの中に3人で立つと温泉マークが完成するベンチ

温泉卵をイメージした「おんたまベンチ」

 武雄市のJR武雄温泉駅から武雄温泉に向かう松原通りに、国重要文化財の武雄温泉の楼門をモチーフにしたベンチが登場した。市のベンチデザインコンテストのおもてなし部門の最優秀賞受賞作で、これで3部門の最優秀作品が街中に出そろった。

 楼門のベンチは佐賀市の山上明善さんのデザイン。幅180センチ、高さ41センチ、奥行き42センチで、鉄骨と木材で造られている。辰野金吾の設計図に三つの楼門を造る計画があったことから門を三つ並べ、座板の「朱色」などの色使いも楼門にそろえている。武雄中央ライオンズクラブが結成30周年記念に製作、寄贈した。

 「武雄のシンボルをデザインしたベンチを楼門まで並べて、道案内してもらおう」という山上さんの製作趣旨に合わせ、通り沿いの飲食店や食料品店の協力を得て3基を設置している。

 コンテストは2022年秋の新幹線開業を控え、街を楽しく散策でき、回遊性を高める企画として昨年行った。インスタ映えする「フォトスポット部門」(一般の部と学生の部)と「おもてなし部門」があり、全国から310点の応募があった。

 既に温泉マークをモチーフに、ベンチの中に3人で立つと温泉マークが完成するベンチが佐賀銀行武雄支店横に、温泉卵をイメージした「おんたまベンチ」が国道34号沿いの筈町河畔公園に設置されている。

 市ハブ都市推進室は「最優秀のほかに優秀賞の作品もある。JR線路の高架下や駅前広場など、いろんな場所への設置も考えていきたい」と話す。(小野靖久)

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