ふるさと納税の受納証明書の誤発送で、個人情報が漏えいしたことを陳謝する三養基郡みやき町の末安伸之町長(中央)ら町幹部=町庁舎

 三養基郡みやき町は6日、ふるさと納税の受納証明書600人分を誤って発送し、氏名や住所、寄付金額などの個人情報が漏えいしたと発表した。委託先の担当者が書類を取り違えて郵送した。町は該当者に謝罪して回収を進め、証明書を送り直している。情報漏えいによる2次被害は確認されていないという。

 町のふるさと納税業務は町内の「ふるさと振興協会」が受託している。2020年12月25日と29日に寄付手続きをした5250人のうち、38都道府県の600人分について、送り状とは別の寄付者の受納証明書を封筒に入れて発送した。証明書には住所、氏名に加え、寄付金額や受納年月日が記載されていた。

 町によると、送り状や受納証明書は機械で封筒に入れており、担当者が書類を機械にセットした際に取り違えたとみられる。「封入作業時のチェックが十分ではなかった。人為的ミスが最大の原因」とした。

 協会の担当者が4日、寄付者からメールで指摘を受け発覚した。協会には6日までに約120件の問い合わせや苦情が寄せられている。

 末安伸之町長は会見で「寄付者やふるさと納税サイトなどの関係者に多大な迷惑をかけ、おわびしたい」と陳謝した。チェック体制の再構築や人員増員、送付書類の様式の見直しなどの再発防止策も示した。(瀬戸健太郎)

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