福浦さんが手掛けた戦国武将バッジ。じわじわと人気を集めている

武将バッジを手掛ける福浦恵理子さんとバッジのガチャガチャ=唐津市鎮西町の名護屋城跡観光案内所

 唐津市鎮西町の名護屋城跡観光案内所に設置する「きもかわいい! 戦国武将バッジ」のガチャガチャ(カプセル自動販売機)が、ひそかな人気を集めている。手作りのオリジナル缶バッジには豊臣秀吉や徳川家康などの特徴を捉えつつ、愛嬌(あいきょう)ある“緩い”画風が魅力を放っている。

 バッジを手掛けているのは同案内所観光ガイドの福浦恵理子さん(42)。以前、福浦さんが同案内所のブログ「ひぜん名護屋城の3姫日記」で黒田長政を描いたことをきっかけに、絵をバッジにしようと遊び心で思い付いた。

 製作はガイドの合間に行う。パソコンのマウスで一本一本線を引き、絵ができたら丸く切り取り、マシンでプレスして仕上げる。文献やネットの肖像画などを参考に秀吉、家康、黒田官兵衛・長政親子、石田三成の5人がそろい、昨年2月から1回100円のガチャガチャがスタート。多いときは100個以上売れた月もあった。売り上げは全て案内所の活動資金に充てている。

 昨年6月からは月替わりの“レアキャラ”も誕生し、直江兼続や真田幸村などの人気武将が登場した。今では福岡から訪れる常連の小学生もいる。バッジには同城跡に来た記念になればとの思いから、肥前名護屋城跡の文字も必ず入れる。

 福浦さんによると名護屋に在陣した武将のみがバッジの対象で、名護屋には130~140人の武将が在陣した。「今後も1人でも多くの武将を作っていければ」と意欲を見せる。ガチャガチャは午前9時から午後4時半まで。1月のレアキャラは伊達政宗がお目見えする。(成富禎倫)

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