降雪の予報を受け、佐賀市内のタイヤ店にもスタッドレスタイヤへの交換作業の依頼が次々に舞い込んだ=佐賀市東佐賀町の田中タイヤ

 大陸から流れ込む強い寒気の影響で、佐賀県内は7日から9日にかけて暴風雪になる恐れがあり、国交省佐賀国道事務所は6日、山間部などで路面凍結や積雪に伴うスリップ事故などの注意を呼び掛けた。タイヤ店やカー用品店には多くのドライバーが訪れ、店側は冬用タイヤへの交換などに追われた。

 佐賀地方気象台などによると7日の日中から、九州上空に氷点下12度以下のこの冬一番の寒気が流れ込む可能性があるという。同日は県南部で最高、最低気温ともに3度、県北部は最高気温2度、最低気温1度と予測している。同日午後6時までの24時間に平地で5センチ、山間部で10センチの積雪を見込んでいる。

 佐賀国道事務所は、不要不急の外出を控えるように呼び掛けた。佐賀東部水道企業団は、防寒が不完全な水道管は凍結や破裂の可能性があるとして「早めに凍結防止の準備を進めてほしい」としている。

 大雪による立ち往生を防ぐため、九州地方整備局は状況に応じて国道3号の太宰府―久留米間などを予防的に通行規制する可能性があるとしている。随時SNSなどで情報発信するため「小まめにチェックして」と呼び掛ける。

 佐賀市東佐賀町の田中タイヤでは、降雪予報が出て以降、冬用タイヤの在庫に関する問い合わせが急増し、軽自動車や人気車種では在庫薄の状況が続いているという。田中良久社長(60)は「ここ2年は暖かかったので個人客は少なかったが、今年は大きく増えている」と話した。

 佐賀空港事務所によると、6日午後7時半羽田発佐賀行きの全日空457便が欠航した。7日は全日空が発着5便の欠航を決めた。(小部亮介、大橋諒、古川公弥)

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