アマビエの造り物を制作した立石健一さん=伊万里市二里町のJA伊万里「四季の館」

 伊万里市東山代町の立石健一さん(79)が、植物や廃材などを素材にした高さ約3メートルのアマビエの造り物を制作した。新型コロナウイルスの収束を願い、二里町のJA伊万里直売所「四季の館」に展示している。

 昨年12月に2週間掛けて作った。所有する梅畑の防風林が大きくなりすぎたので伐採し、「このまま処分するのはもったいない。何か作れないか」と考えたのがきっかけ。造り物は熊本県山都町の八朔(はっさく)祭で披露される「大造り物」が有名で、JA職員時代、それをまねてイベントで巨大な恐竜を作ったことがあった。

 アマビエは竹で骨組みをして金網で輪郭を作り、伐採したスギの葉、ススキ、ベニヤ板、古着などで装飾した。ほとんどを自宅にある物で間に合わせ、購入したのは金網と針金、くちばしに使った配管の保温チューブだけという。

 新型コロナの感染が再び広がる中、多く人に見てもらおうとJA伊万里に頼んで置かせてもらった。立石さんは「なかなかいい出来に仕上がった。簡単に移動できるので、借りたい人は気軽に声を掛けて」と話している。(青木宏文)

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