JR肥前山口駅の駅名を変更しないように求める請願書に関し、署名をする江北町民(手前)=町内

 杵島郡江北町が計画しているJR肥前山口駅の「江北駅」への改称を巡り、町民有志らが5日、駅名を変更しないよう町に求める請願書の署名活動を始めた。メンバーは「由緒ある駅名を変える必要はない」などと主張している。2月中旬ごろまで署名を集め、町に提出する。

 町内外の自営業や主婦ら8人で構成する「『肥前山口』駅名を守る会」が署名活動をしている。町内に住む家田和枝代表は「環境整備や新型コロナウイルス対策など、他にお金を充てる必要がある部分もあると思う」と改称計画を疑問視している。署名は町内外の18歳以上に、戸別訪問とネットで協力を求めている。

 駅名改称の計画は山田恭輔町長が2019年12月の定例議会で表明した。駅の通路の改修や周辺整備を含む「駅活プロジェクト」の一環で、町名と駅名を一致させて町の認知度向上を図り、定住促進や人口減少対策につなげることを目指している。町は改称の関連予算案を3月定例議会に提出する予定。(松田美紀)

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