「鯉しげ」2代目の江里口大さん(左)と父茂さん

 小城市小城町清水のコイ料理店「鯉しげ」2代目の江里口大(だい)さん(44)は、SNSなどを通じてコイ料理と清水の良さを発信している。

 39年前に故郷に帰り一念発起して開店した父。大さんは跡を継がないつもりだったが、他県でのコイヘルペスの流行による風評被害を受け、廃業寸前にまで追い込まれた父の苦悩を見た時、一緒に頑張ることを決めた。

 昔から滋養があると言われるコイだが、観賞用のニシキゴイのイメージが強く、先入観から食わず嫌いの人も多い。大さんはコイ料理のおいしさをもっと多くの人に知ってもらおうと、SNSで店や料理、地元清水などの話題を写真を添えて発信している。

 「いつの日か父を超える職人になり、小城清水が世界中に知られる地になってほしい」と願っている。

 コイは年中楽しめるが、特に冬場は脂が乗っておいしく、この時期だけしか食べられない「コイの刺し身」が絶品とのこと。2月1日から28日は「寒鯉祭り」も行われる。清流で育てたコイをぜひ食べに行きたいと思う。(地域リポーター・半田幸子=小城市)

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