佐賀県は4日、県内で新たに10歳未満から70代までの男女23人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。これまでの県内での1日当たりの感染者数では過去最多で、確認は延べ500人になった。県は5日に対策本部会議を開く。

 県によると、23人のうち13人は既に感染が判明している人の関係者だった。他県で陽性と診断された人の関係者も2人含まれている。緊急事態宣言発令の検討対象になった東京都、千葉県、神奈川県の感染者も1人ずつ確認された。1日当たりの感染者数では12月10日の13人が最多だった。

 県などは前日に感染が確認された3人について、いずれも軽症と説明した。佐賀市の40代男性は佐賀消防署の職員で、勤務した1日朝から2日朝までに救急業務で6件出動した。マスクや感染防護服を着用しており、患者らは濃厚接触者に該当しないとしている。家族や職場へのウイルス検査で、妻と30代男性職員の感染が4日に分かった。消防署の事務室や車両は消毒し、業務に支障はない。

 一方、佐賀市教育委員会は4日、市内の中学校に事務職員として勤務する50代男性の感染を確認したと発表した。男性は県外在住で、県が発表する感染者数には含まれていない。職場に濃厚接触者はいないが、一緒に勤務していた職員3人が5日に検査を受ける予定。学校は冬季休業中で、部活動をしていた生徒との接触はなかった。(円田浩二、岩本大志、大田浩司)

 県内で4日に感染が確認された人の内訳は次の通り。

 【佐賀市】10歳未満男性、10代男性3人、10代女性、30代男性、30代女性、40代女性2人、50代男性、70代女性【唐津市】50代女性、60代男性、70代男性【基山町】50代女性、60代男性、70代女性【伊万里市】20代女性【鳥栖市】40代男性【神埼市】40代女性【東京都】10代男性【千葉県】20代男性【神奈川県】40代男性

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