乾杯の代わりに万歳三唱で新年を祝った賀詞交歓会の参加者=佐賀市のガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピア

年詞交歓会であいさつをした松本茂幸神埼市長(左)=市中央公民館

ばんざい三唱で新年を祝う出席者=基山町民会館

 佐賀市や神埼市、三養基郡基山町で4日、新年の賀詞交歓会が開かれた。新型コロナウイルス対策で飲食をなくし、短時間で終えるなど形式は様変わりした。自治体や商工団体のトップは支え合いの姿勢や積極的な挑戦に言及し、参加者は苦境を乗り越える決意を新たにした。

 

【佐賀市】

 ○…佐賀市の新年賀詞交歓会はガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピアで開かれ、例年より約200人少ない約450人が参加した。行政や企業の関係者が乾杯の代わりに万歳三唱で新年を祝った。

 入り口での検温や手指の消毒を徹底し、会場も前年の約1・8倍の広さを確保した。参加者はいずれもマスクを着用し、司会者からは「名刺交換は感染対策に十分留意して」とのアナウンスもあった。飲食を取りやめ短時間の式典だけとし、山口祥義知事や秀島敏行佐賀市長らが、新型コロナへの対応や経済対策を交えながらあいさつした。

 佐賀県商工会議所連合会の陣内芳博会長は「コロナが拡大し重苦しい一年で、消費行動や価値観が大きく変化した」と前年を振り返った。その上で、スピード感を持って変化に対応することが大切と強調し「丑(うし)年だが、地道にではなく先を急いで、着実に結果を積み上げる年にしなければならない」と幅広い連携を呼び掛けた。(大橋諒)

 

【神埼市】

 ○…神埼市の年詞交歓会は市中央公民館で開かれ、商工会関係者や行政関係者など約230人が参加した。新型コロナウイルスの感染予防の観点から飲食はせず、参加人数を制限し、時間を短縮して実施した。松本茂幸市長は「コロナ禍の対策を取りながら市民の福祉向上に務めていく。心を一つにして素晴らしい街にしていければ」とあいさつした。(西浦福紗)

 

【基山町】

 ○…三養基郡基山町の新春年詞交歓会は町民会館であり、町商工会や行政関係者ら約60人が出席した。

 新型コロナウイルスの影響で懇親会は開かず、新年のあいさつだけを行った。主催した町商工会の田口英信会長は経済停滞で苦しむ事業者の現状を示し「世の中が変わった。私たち自身がチャレンジし、変わっていかないといけない」とあいさつした。松田一也町長は「不安はあると思うが、みんなで工夫しながら基山を盛り上げよう」と呼び掛けた。(瀬戸健太郎)

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