2016年1月4日のオープンから5周年を迎えたゆめぷらっと小城=小城市小城町

館内で開かれた親子のふれあいイベント。開放感がある造りで、さまざまな催しで利用されている=2019年6月、小城市小城町のゆめぷらっと小城

 会議室やホールを備えた小城市のまちなか市民交流プラザ「ゆめぷらっと小城」(小城町)が4日、開館5周年を迎えた。展示会や研修などで利用され、2020年11月末までで累計約85万6千人が来館。新型コロナウイルスの影響で20年度の来館者数は前年の6割程度で推移しているが、年間7万7千人の当初目標を5年連続で上回っており、今後は集客効果を生かした街中活性化の取り組みが期待される。

 年間の来館者数は16年度が17万4874人、17年度は18万4949人。コンサートなどの主催事業も企画し、18年度は18万9639人と過去最多を更新した。19年度は18万4951人で、新型コロナ拡大による3月の施設利用の大幅減少が響いて前年実績を初めて下回った。本年度は、20年4、5月に施設の利用を停止。現在も収容定員の半分以下の利用に制限しており、同11月末までで8万5722人となっている。

 施設では年30回、公開講座を独自に開講し、毎回20人程度が参加。その受講者が展示会やイベントで利用するなどの効果が生まれている。スタッフ7人も細やかな接客を心掛けており、八木信一郎館長は「一つの仕事を丁寧にやり続けることが来館者数につながっているのでは」と話す。

 ゆめぷらっと小城は16年1月4日、旧小城庁舎跡地にオープン。鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積4500平方メートルで、500人収容の多目的ホールに加え、大小五つの会議室や研修室、調理室を備える。

 指定管理者のまちづくり会社が運営し、16年度から4年連続で黒字。19年度の収入は6072万円で、内訳は市からの指定管理料4712万円と施設使用料など1360万円。費用は人件費や設備の点検、清掃など5396万円だった。

 20年9月にはテナントのレストランが新しくなり、周辺にも飲食店が進出しており、八木館長は、観光協会や商工会議所との連携を視野に「街中に足を運んでもらう取り組みを進めたい」と話す。(谷口大輔)

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