成人式の式典を前に唾液によるPCR検査に臨む杵島郡大町町の新成人=大町町公民館

 新型コロナウイルスに対応して出席者全員に無償でPCR検査を実施する成人式が4日、杵島郡大町町の大町町公民館であった。検査を受けた新成人は「思ったより簡単でいい経験になった」「思い出に残りそう」と式に臨んだ。

 成人式会場にコーナーを設け、式の前に新成人に加え、恩師らも検査を受けた。唾液検査で、試験管のような容器に1ミリリットル以上を提供した。事前に検査を受けてきた人の費用も負担することにしており、この日は3人が申請した。

 検査について「注射のように痛くないし簡単」という声の一方で、「目盛りまで届かない」と唾液が定量に達せず“苦戦”する姿もあった。結果は5日夕に判明し、町に通知される。新成人には町が知らせる。

 新成人58人ら87人が参加した式では、水川一哉町長が全員を検査することになったことに理解を求め「コロナ時代に責任のある行動を」と呼び掛けた。代表して謝辞を述べた千綿一生(いっせい)さんは「マスクの買い占めや高額転売が話題になった。利己的な行為を許さず、助け合いの精神を持って過ごすべき」と応えていた。(小野靖久)

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