家族に見送られ、手を振りながら搭乗口へ向かう女性=2日午後6時20分ごろ、佐賀市川副町の佐賀空港(撮影・山田宏一郎)

 年末年始をふるさとなどで過ごした人たちのUターンが2日、始まった。例年より人がまばらな佐賀空港の出発ロビーでは、マスクをした家族連れがスマートフォンで写真を撮り合うなどして別れを惜しんでいた。

 埼玉県から佐賀市の実家へ帰省した30代の母親は「コロナ禍で子どもの顔を見せるのもビデオ通話ばかりで、直接会うのは1年ぶり」と、小学3年から未就学児の3人を連れて帰路に就いた。60代の祖母は「ようやく会えた孫は大きくなって、勉強も身の回りのこともできるようになっていた」と目を細めていた。

 全日空によると、佐賀空港発羽田便は3日午後は混雑するが、4日は空席が目立つという。担当者は「例年は2日から混み合い出すが、今年は若干スタートが遅い。3、4日を含めても明らかに例年より少ない」と話していた。

 JR九州によると、長崎線で佐賀駅に停車する特急「かもめ」の上りの乗車率が最高60%。佐世保線も含め、ほかはいずれも40~10%で、3日に指定席の予約が多いという。(花木芙美)

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