展示された福袋の中身を確認する買い物客=佐賀市のゆめタウン佐賀

 年が明けた1日、佐賀県内の大型商業施設は、初売りの福袋を求める買い物客らでにぎわった。新型コロナウイルスの感染拡大が続く異例のお正月で、自宅で過ごしている人が多く、「遠出は難しいので、せめて買い物を楽しみたい」といった声も聞かれた。

 佐賀市のゆめタウン佐賀には、午前10時の開店前に約3000人が並び、買い物客はオープンと同時にお目当ての店に向かった。衣料品の専門店などでは、わずか5分ほどで福袋が売り切れるところもあった。

 10代の娘2人と来た佐賀市の古場安紀子さん(45)は、服や文具など8個の福袋を購入。「今年は新型コロナの影響であまり遊びに出掛けられないので、福袋でお正月気分を味わいたい」と話した。

 お気に入りの店で毎年福袋を購入している佐賀市の水流(つる)アレリさん(42)は、「売り切れそうだったけど、ギリギリ買えた」とほっとした様子。前日も前倒しで始まった初売りに来たといい、「娘の洋服を買った」と話していた。

 ゆめタウン佐賀は直営店で3500個、専門店で1万5000個の福袋を用意。新型コロナの影響で県内に帰省する人が減ると予想し、昨年より約3割減らした。買い物客が正月三が日に集中するのを避ける狙いで、一部の福袋の店頭販売を12月29日から始めており、直営店では用意した2割ほどが31日までに売れたという。(森田夏穂)

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