県に納入された消防防災ヘリコプター。奥は来年1月1日に設置する県防災航空センター=佐賀市川副町

 佐賀県の消防防災ヘリコプター(防災ヘリ)が28日、納入された。来年1月から実機での訓練に入り、3月末に運用を開始する。

 機種は川崎重工業とエアバス・ヘリコプターズ・ドイツ社が共同開発した「BK117D―2型」。最大速度243キロ、最大搭乗者数11人、最大離陸重量3700キロ。新型の自動操縦装置や飛行記録装置(フライトレコーダー)を備える。県消防防災課によると、D―2型が防災ヘリに採用されるのは全国で初めて。

 防災ヘリは26日午後、川崎重工の岐阜工場から佐賀市の佐賀空港に到着した。納入のための検査を経て28日、県の所有になった。納入に先立ち24日、佐賀空港東側に県防災航空センター建屋が完成し、22機を収容できる駐機場も整備した。

 県防災航空隊は今年4月に発足。県内5消防本部から選抜された隊員9人が救急活動などを担い、操縦士や整備士らで構成する運航班は民間のエス・ジー・シー佐賀航空(佐賀市)に委託する。県防災航空センター準備室の担当者は「ヘリが納入され、第2ステージに移った。3月末の運用に向け、訓練を重ねていく」と話した。(松岡蒼大)

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