全国巨大ナシコンテストで2連覇した高田文和さん(左)と妻の紀子さん=鳥取県倉吉市

 伊万里市南波多町のナシ農家、高田文和さん(45)が、11月下旬に鳥取県倉吉市で開かれた「第12回全国巨大ナシコンテスト」で優勝し、2連覇を果たした。「今年は台風被害でつらい思いをしたので、余計にうれしい」と喜んでいる。

 コンテストは大玉品種の「愛宕(あたご)」と「新雪(しんせつ)」を対象に重さを競い、全国から出品される。通常は1キロ前後だが、高田さんが愛宕の部で優勝したナシは3160グラム。昨年の自らの記録2880グラムを280グラム上回った。

 高田さんは2・3ヘクタールの畑で5種のナシを栽培している。主に贈答用として出荷しているので、一玉一玉を大きく育てる。そのため完熟するのを待って収穫しているが、今年は9月の台風9、10号で大きな被害を受けた。

 優勝したナシは強風に耐えて落果せずに残ったものだった。高田さんは「就農してから一番大きな被害だったが、また頑張ろうという気持ちになれた」と話した。(青木宏文)

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